宮崎県北部の高千穂町にある祖母傾山系の親父山、障子岳を紹介します。
親父山〜障子岳は、祖母山・阿蘇五岳・くじゅう連山まで一望できる、九州屈指の展望ルートです。
登山者は比較的少ないものの、歩きやすい登山道と開放的な稜線が魅力で、日帰りでも満足度の高いコースとしておすすめできます。
親父山・障子岳とは

親父山・障子岳は宮崎県の北部の祖母傾山系に属する山です。
標高はそれぞれ親父山は1644m、障子岳が1703mあります。
周辺は祖母傾山系の深い原生林に覆われています。
祖母傾山系の中では比較的登りやすいルートでありながら、展望の良さから知る人ぞ知る人気コースとなっています。
登山コースの概要

登山コースは親父山の四季原登山口を出発し、親父山の山頂を経由、障子岳の山頂に至るルートです。
初めは原生林の中を歩いていき、その後展望が開けた稜線を歩いていきます。
ルート上に難所はなく往復約4時間の行程です。
登山口までのアクセス・駐車場

起点となる親父山四季原登山口までは、高千穂町の中心部から約30分です。
路面は舗装されているので、四駆車でなくとも問題なく走行可能です。
道は細いですので対向車には注意してください。
駐車場が定められていないため、橋の路肩にあるスペースに邪魔にならないよう駐車してください。
親父山までの行程

親父山へは沢に沿って林道を20分ほど進み、本格的な登山道に入ります。
その後、1時間ほど歩くと親父山の山頂に到着します。
登山道は整備されていますが、勾配は急で一気に標高を上げていくため、ハイペースになりすぎないよう気をつけてください。
この日は霧に覆われていましたが、山頂からは祖母傾山系の山深さを伺えます。
九州の名峰を見渡す稜線歩き

親父山を過ぎると徐々に視界が開け、笹原の向こうに祖母山、阿蘇五岳、くじゅう連山が次々と姿を現します。
九州を代表する山々を一度に見渡しながら歩ける贅沢な稜線です。

まずは北の方角にこの山系の主峰である祖母山。
夏の青空と雲の白に雄大な山容が映えています。

少し西に目を向けると、外輪山の向こうに阿蘇五岳がそびえています。
平坦な外輪山の中央に堂々とそびえる阿蘇五岳は、九州らしい独特の景観です。

阿蘇五岳の右奥には晴れていればくじゅう連山が見えます。
この日はちょうどその位置に雲があり、麓に降りるとやっと姿を現しました。
障子岳

親父山から稜線を30分ほど進むと障子岳の山頂へ到着します。
360度の大パノラマを楽しめます。
障子岳の山頂からは北へ祖母山へ稜線が続きます。

西の方角には傾山まで稜線が続きます。
傾山から祖母山までの稜線は九州随一の長大な縦走路です。
難易度

登山道はよく整備されていますが、親父山までは急登が続くため、普段から登山をしている方向けのコースです。
しかし、前述したように一気に標高を上げていくため、途中こまめに休憩をはさみながら歩くことがおすすめです。
登山道の途中にわかりやすいベンチ等の休憩ポイントはないため、ご自身の体力や疲労度にあわせて休憩を取りましょう。
おすすめの時期

個人的には春~初夏、秋がおすすめです。
新緑の時期と紅葉の時期には素晴らしい景観が楽しめます。
夏はかなり気温が高くなるため熱中症対策をしっかりと、冬は雪が降り難易度が増すため初めての方は経験者の方と登るようにしてください。
春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景観が楽しめます。
まとめ

今回は稜線歩きが楽しめる親父山と障子岳について紹介しました。
今回紹介した親父山~障子岳は
・初めて祖母傾山系を歩く人
・九州の展望を楽しみたい人
・日帰りで稜線歩きをしたい人
に特におすすめです。
九州屈指の展望を楽しめる日帰り登山として、ぜひ一度歩いてみてください。
筆者の紹介
九州の源流域を歩きながら、
「九州にイワナは生息しているのか」
「大滝の上に魚はいるのか」
「情報の全くない沢に渓魚が棲んでいるのか」
そんなことを検証しながら源流山行をしています。
普段はnoteで、
沢を釣りながら源流の山頂をめざす源流登山
の記録を掲載しています。
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