整備された登山道を登り山頂を目指す。
その場合には最低限、登山靴があれば困ることはありません。
しかし、登山道を使わないバリエーションルートで山を登る場合、整備された道はなく藪の中やガレ場など様々な場所を登ります。
私が行っている源流遡行では沢はガレ場を登っていくため、登山道を歩くよりも滑落のリスクはかなり高くなります。
そんな山行の中で欠かせない道具が2つ、それがチェーンスパイクとピッケルです。
この記事では
- どのような場面で使うのか
- 実際に私が使っている道具
- 初心者よ方が初めに揃えるべきもの
を紹介します。
チェーンスパイク:不安定な斜面を登るのに必須

源流遡行では基本沢を登り山頂を目指しますが、滝や淵を周りの斜面から高巻きをすることも多く、沢から稜線へ上がる場合も斜面を登ります。
斜面は泥や石、枯葉などが積み重なり非常に滑りやすく、滑落の危険性が非常に高いです。
そのような斜面を登るのに必要な道具がチェーンスパイクです。
スパイクについた爪が地面にしっかりと刺さることで、不安定な斜面を滑ることなく登ることができます。
ピッケル:あと一歩の手がかりを確保する

斜面は前述のチェーンスパイクを装着することで比較的登りやすくなります。
しかし、場所によっては斜度がきつく手も使いながら登る場面も少なくありません。
その際は木の幹や根などを掴みながら登りますが、そのような手がかりが届く場所にあるとは限りません。
そのような時の手がかりを得るためにピッケルを使います。
ピッケルを地面に刺し込むことで手がかりとなり、あと一歩を確保することができます。
私が実際に使っている道具
私はモンベルのL.W.チェーンスパイクを使っています。

斜面で滑り落ちることも少なくなり、これを導入しただけで源流での遡行が非常に快適になりました。
ちなみにアウトレット品で5,300円で購入しました。
次に私が使っているピッケル(厳密にはピッケルではない)ですが、ミゾーのチコハンマーを使っています。

本来は沢登りやクライミングでハーケン(金属製の支点)を打ち込むためのハンマーですが、斜面にハンマーの尖った先端を刺し、ピッケルのように使っています。
普通のピッケルに比べ非常に軽量なため、長さよりも携帯性を重視する源流遡行に適しています。
これから源流・渓流を始める方へ
源流登山や沢登り、渓流釣りをこれから始めたい方には、チェーンスパイクの購入をおすすめします。
渓流釣りから始めた私も、当初はチェーンスパイクを装着せず、沢履で高巻きや入渓・退渓をしていたため、何度も滑り落ちる経験をしました。
しかし、チェーンスパイクを初めて使用した時にその安定感に非常に驚かされました。
価格も1万円以下で購入できるものが多く初めに買っておいて損はない道具です。
筆者の活動紹介
私は普段九州を舞台に「源流登山」を行っています。
源流登山とは渓流を釣り上がりながら最上流にある山頂へと登る山行です。
私の活動の詳細は下記のnoteで配信していますので、気になる方はぜひご覧ください。

では安全な源流生活を。
